【SNSから身の回りまで、終活・生前整理のすすめ①】
「終活」という言葉を聞いたことはありますか?
死と向き合い、最後まで自分らしい人生を送るための準備を「終活」と言います。
終活にはさまざまな形があります。
子育てが終わり、定年退職を迎えた方ならば、
これからの生活をどうやって充実させようかと考えるでしょうし、
まだまだ定年を迎える年齢ではなくても、
ある年齢に達すれば、自ずと老後について今から準備をしておきたいと考える方もいるでしょう。
あるいは、現在介護をしている両親や義父母に、
残された時間を有意義に過ごしてもらいたいと思っている方もいると思います。
私の友人のお父様は、某有名大学の教授でしたが、奥様はポワンとしたお嬢様が、
そのまま大きくなったような方で、娘二人に負担がかかると思ったのか、
自分万が一のことがあったらとお父様の達筆な文字でノート1冊にびっしりと
保有株から、保有財産、銀行、連絡してほしい友人一覧などを残して居られました。
それがあっても、手続きは大変だったようですが、無かったらどうなっていたことやら…と言っていました。
この話を聞いた時、自分も何か残しておかなくては・・・と行動に移すかどうかは
本人次第です。年齢は関係ありません。
そこで今回のReeサイクルブログは、後悔しない老後生活を送るために大事なことを
少しでもお手伝いが出来ればと
「終活で必要なこと」の背景3つとメリット3つをご紹介致します。
死生観は十人十色で、年代によっても死に対する考え方や受け入れ方が異なります。
終活を正しく理解するためには、終活という言葉が定着しはじめた背景から知っておく必要があります。
①終活の背景と日本の高齢化
終活とは「人生の終わりについて考える活動」を略した造語で、
2009年に終活に関する書籍が出版されたことを機に徐々に広がりはじめ、
2011年の映画『エンディングノート』の公開がありました。
2012年の「ユーキャン新語・流行語大賞」でのトップテン選出があり
社会現象を巻き起こしました。
そして、当時は「団塊の世代」(「第一次ベビーブーム」と呼ばれる
1947年から49年の3年間に生まれた人たち)が定年退職を迎えるなど、
元気でアグレッシブな「団塊の世代」の高齢化を象徴する時代だったという背景も存在します。
②終活の目的は人生の最終調整
年齢を重ねれば、健康状態だけでなく「死」と向き合う機会が増えますが、
終活を行うことで、自分の置かれている状況を客観的に把握できます。
例えば、
「自分の気に入った遺影のための撮影。葬式・お墓を考える」
「残される家族のことを考え、身の回りの整理整頓、不用品の廃棄」
「これまでの人生を振り返り、友人、知人、今までお世話になった人たちへの思いを残す」
「やり残したことや叶わなかった夢などを書き出し、実行する」
「銀行や株、保険の確認からSNSやブログの整理」
余生を通してできること・できないことの整理につながります。
つまり終活とは、若い人たちがこれから先の長い未来に対して描く人生設計とは違い、
完成した作品の手直しに近い「より現実的」なものです。
誰もが、
まだまだ元気だったのに・・・昨日までは・・・
やり残したことが沢山ある・・・
なんて突然の死に無念が残るようなことはしたくないはずなのです。
まだまだ現役、健康にも気を使って運動もしている。
そんな方こそ、考えてほしいのが最終調整です。
現実的な事前準備ができてこそ、残された家族への負担も減らせるということなのです。
③終活のメリット
終活で得られるメリットは、主に3つあります。
1つ目は、自分の意思が家族に伝わり、老後の生活が前向きになることです。
ただ、死を前提とする話は、健常な人であれば最初は戸惑うものであり、
聞かされる家族や伴侶も驚いてしまう可能性が高いです。
終活を伝えるときはまず「自身の健康状態から」話し、
いつ何があってもいいように事前準備をしたい。と伝えましょう。
2つ目は、残された老後生活が充実することです。
死を人生のゴールとするなら、先行きが曖昧なゴールより、
ある程度自身で把握できたほうが、残りの時間を有意義に過ごすことができるでしょう。
3つ目は、遺産相続のトラブルを回避できることです。
金銭が関わる遺産相続では、「誰がどれだけ受け取れるか」が明確になっていないと、
大きなトラブルに発展するおそれがあります。自分が生きているうちに、
遺言書を残すことはもちろん、相続する相手とも話し合いを進めておきましょう。
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